ドクター追跡の日曜日

日曜日の勤務は8人のナースのほとんどが患者さん4人持ちからスタートでした。
そうなると、後からトランスファーか新入院が来るとはいえ、
朝のシフト開始直後の忙しい時間帯のフロア全体の雰囲気が平和。
アセスメントも投薬も、4人だったら余裕なのです。
それに、日曜日のシフトは、訪れるセラピストや、掛かってくる電話も平日より少ないし、
IDC(inter descipline) meetingも週末には行われません。
ただし、患者さんの家族関係の用事が増えます。家族が扱いにくい人たちだと週末の仕事はやりにくくなります。

しかーし!!
そんな平和なはずの日曜の朝も
私は悪いアサインメントを引き寄せる磁石を持っているようで
4人のうちの2人が手術患者で、しかも
どっちもコンセントを含む支度をするプレ手術のオーダー自体が入ってなかったり、
手術をする医師から患者さんへの説明すらまだされてない状態でした。
手術予定の二件ともがそう!
夜勤が「ごめんねー、このまま引き継ぐわ」と謝ってくれましたが、
彼女の責任ではありません。
それなのに手術のスケジュールだけはすでに入っているので
手術室からせっつくように連絡は入ります。
のんびりしていられず、
どこにいるかわからない医師二人を追いかけ回してあちこちに電話をかけるのはナースの仕事になります。

日曜日は彼らのクリニックは閉まっているので、
クリニック外部のお留守番サービス会社の人に電話をして
医師と連絡を取るわけですが、
あちこちに電話をかけた後は、受け身。
医師が電話してきてくれなければお手上げ。
平日だと外科医と同じクリニックのPA(フィジシャンアシスタント=医師の様にオーダー出したりできる)が
病院を回っているので、彼らを探し出して泣きつく手もありますが(先週だったかはそうしました。)
週末はそれもできません。

やがて11時頃に
ドクター#1が登場。
他の患者さんの仕事がそれほど忙しくなかったおかげで準備も間に合って、無事に手術室へ1時過ぎに送り込みました。
あ、週末はさらに平日と違うのは、担当ナースが患者さんを手術室まで送っていかないといけないのです。

ドクター#2は手術直前の3時頃に登場。これはギリギリ!
で、そこからコンセントもらって準備して
ドクター#2の患者さんを手術室へ連れて行く時に
ドクター#1の患者さんが戻ってきました。
まさかの同時って!
術後の患者さんはモニターしないといけないのに。
で、チャージナースに引き継ぎをお願いして手術室へ行きました。

急いで帰ってきて、手術後のオーダーを有効にしようとしたらば
‥ドクター#1の入力忘れ発見
大事なことならまだしも
輸液のレートというしょーーーーもないことが抜けてる。

ああ、そんなことで、電話かけるなんて。

でも勝手にレート決めたりできないので電話をしなければなりません。

ちっ。 

「1時半頃からの手術終わったら帰宅になるって嫁さんに言ってあるんだー」と
ドクター#1は患者さんに話していたので
もうその時間にそこらへんにいないことはわかっていました。
また留守番サービスに電話をかけて
保留で延々待たされたのち
ドクターから電話がかかってくるのを待たなければなりません。

そして患者さんは術後で思いっきり混乱してて
輸液のポンプを引き倒したりしてる(涙)

他のナース達がナーシングステーションで
携帯で遊んだり(本当は禁止なのに。)
患者さんに車椅子を押してもらったりしてふざけてるのに
私だけがテニスコートの中のボールのように
ステーションと病室と薬部屋間をブンブン走り回るのでした。

一時間ほどしてドクターから電話があり、無事にオーダーをもらいました。
救いなのは、この外科医は
オフの時間にそんなしょーーーもないことで電話してくるナースにも嫌な思いをさせない人だったことでした。
電話切ってから毒づいてるかもしれないけど。
医師のうっかりミスなんだけどそれでも逆ギレするドクター某のような人もいるのだもの。

どっと疲れたけれど、受け持ち患者数が少なかったおかげで
ほぼ定時の7時半前に病院を出ましたよ。
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