内視鏡外来

内視鏡外来での実習。
初めての一人は不安だし、
指導ナースが厳しかったらどうしよう、と良く眠れなかった。

(なかなか寝付けなかったのに
クリニカルグループの教授が朝の五時に電話をくれた(涙)
「今日はいつもの病院じゃなくて、内視鏡に行くの、知ってるわね?
確認しとこうと思って。」
電話をくださったのはありがたいが、時間が、ちょっと早すぎじゃないですか教授?)

昨日、スキルブックで内視鏡の予習だけはしたが、やっぱり実技が不安。
クリニカルスキル不足をクラスの多くが痛感していながらも、筆記試験重視のため、実技の練習にわざわざ時間を割かずに今までの三学期を過ごしてきたというのが現状。
今日は救急外来に行くウンヨンも
「自動の血圧計ばかり使ってきたから、マニュアルでの血圧のとり方
忘れちゃった。心電図のリードの貼り方もわからない…心配だなあ」
皆、わかってはいるけれど、どうしても及第落第にかかわる筆記試験がメインになってしまう。

とにかく(地下鉄の乗り継ぎを間違えるほど)緊張しつつ、みぞれの中を病院へ向かった。

でも、ふたを開けてみれば、温かく迎えられたのだ。
内視鏡外来の入り口から入ると、セキュリティか事務の大柄な黒人男性がにっこりと
「今日、私達にジョインする学生だね?こっちへいらっしゃい。」
と待っていてくれたかのように、チーフナースのところへ連れて行ってくれた。

ほとんどのドクターもナースも終始親切で
ジョークを言ったり、丁寧に教えてくれたり。
私の指導ナース、マリーアンは金魚のふんのようにまとわりつく私を疎んじる事なく丁寧に説明してくれる。私が教わったばかりの心電図のリードの位置を間違ってピーーーーーーーーーーーーーーーとアラームを鳴らしても怒りもしなければため息もつかず、「こうやって覚えると忘れないのよ」とこつを教えてくれたりする。
居心地がよかったので、本来は3時までの実習だが、そのまま手伝いながら4時半まで残っていた。
「あれ、学生まだいるの?」とチーフナースが笑ったのでマリーアンが
「3時前にサインしてあげたのに、もう少し見学してもいいですか?って言って残って手伝ってるの。勉強熱心なのね」
チーフナースは「そういう姿勢って、とてもいいことよ。卒業したらぜひここへ働きに来てほしい」
マリーアンも私が帰りに挨拶にいったら、同じ事をいってくれた。

うれしーーー! 
もちろんそれは仕事をオファーされたのではないけれど、一番のほめ言葉だ。
足手まといな学生なはずなのに、それでも好感をもたれ、態度が前向きだと評価してもらえた事が嬉しかった。

雪の中、教科書の品揃えが豊富なユニオンスクエア近くの書店へ問題集を買いに行ったら
クラスメートのウィオレッタがいた。彼女も、クリニカルの後で病院からはるばる歩いてこの書店へテューターが薦めた問題集を買いにきたのだ。みんな、今週の試験がかなり応えてるのね。
二人して同じものを購入。
問題集のくせに高いのよ。53ドル。それでも良いと聞いたらついつい買っちゃう看護学生は金づるだー。

カボは夕方、私が病院を出たのと同じ頃に
バルチモアから西部へ戻って行った。
NYではなく、雪の降っていないバルチモアで良かった!
NYあたり、すごい吹雪になってるんだもん。

明日は待ちに待った休み。久しぶりに目覚ましをかけずに眠れるのがうれしい。
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