チームメイト達にありがとう

昨日の仕事は朝からバタバタで
私だけが患者6人のスタート。
先生達の回診がやけに早朝だったため
STATの投薬のオーダーが出たり
8時前の時点で、退院のオーダーが二人に出た。

そのうちの一人は夜勤からのレポートで
「この患者、クレイジーだよ。
15分ごとにしょうもないことでナースに電話して呼びつけてくるよ。」
と言われていた人。

夜勤ナースの警告通り、
文句もいっぱい、手間もいっぱいの難しい人。
退院させると決まってからは
奥さんから抗議の電話がかかってきて説明を迫られ
挙句はドクターと話をさせろという始末。

本人は早く退院したいから
手続きを早くしろとせっついてくる。

もう一人の患者は施設への退院なので
後回しにしようと思っていたら
ケースマネジャーがやってきて言った。
「施設からの迎えの車、こっちに来る用事があるからそのついでにこっちに向かってるって。」
はああ? まだ退院書類の作成も、申し送りレポートの電話もしていないというのに!
勝手に来るなよ!

それなのに、いろんな人から電話がじゃんじゃかかかってくる。
一人の患者の部屋でアセスメントをしている5分ほどの間に、別件で三回も電話がかかってきたり。
ナースにとって仕事が最も忙しい最初の4時間で
じつに17回も電話がかかってきた!

仕事は思いっきり遅れてしまった。
他のナース達は患者数もわたしより少ないし
投薬もアセスメントも終えた様子でナーシングステーションに座っている。
11時の時点で
アセスメントはまだできてないし
8−9時の投薬も半分以上のこっていた。

同僚のリサが通りかかり
(私がさぞかし悲壮な顔をしていたんだろう)
「だいじょうぶ?」と声をかけてきた。

「だいじょうぶじゃない。
もうこんな時間なのに、退院にふりまわされて、まだ投薬がどっさり残ってる。アセスメントも終えてない。
なんで、こんな事になるの?」

そう言った自分の言葉につられて半泣きですわ。

リサは
「オーケー、おちついて。
 どの患者の投薬がまだなの?
 ほら、一緒に見てみよう。この25号室ね、私がやるから。」

と、たくさんの薬を砕いて飲ませなければならない患者さんを引き受けてくれた。

ナーシングステーションで私とリサのその会話を聞いていたらしい
もう一人のナース、ニコルがやってきて

 「リサがどの患者やるって?
 じゃあ、私はこっちの人の投薬やるね。」

天使ですか、あなたたちは。

秘書のラドーンは
施設退院の人の迎えがきてしまって私がパニックになっている事を知っているので
自分の仕事じゃないのに一歩踏み出して、ナースがやるべき退院書類の印刷をさっとやってくれ、
チャージナースのアンジーがそれを引き継いで書類を作って
とりあえず、退院させてくれたので、私は電話で後追いでレポートをするだけでよかった。

チャージのアンジー、この間彼女のシフトを代わってあげてからなのかもしれないが
ここのところ、妙に優しい。

「忙しくて溺れそうになっちゃったときは、言ってね。
 私がチャージやってる日は、私、できるだけ助けてあげるから。
 言ってくれなくちゃ溺れてるのに気がつかないもの」

と言って、実際に私がたまっていたチャートを嵐のようにやっている間に
アンジーは私の患者のお昼の投薬もひとつやってくれたし
その後も私の様子に注意していてくれて
クレイジー患者の家族が
退院後にもなんども電話をかけてきて
スタッフに対する苦情(ほぼ、いちゃもん)を言うのを聞くのも
すすんで助けてくれた。
二人退院させたら、その後に新しい患者を受けるのは不可避なんだけど
私には、面倒なERからの新入院ではなく
トランスファーの患者をまわしてくれたし。

そのおかげで、夕方までにはタスクもチャートもほぼ追いついた。

その後、シフトチェンジ直前に患者さんの具合が悪くなったり
ベッドを起こそうとしたら至近距離でドバーっと嘔吐されたりして(手にかかったわ‥)
少しトラブルもあったが
なんとか片付けて
8時に退勤。

むちゃくちゃ疲れたけど
助けてくれたチームメイトの存在が、ありがたかった。

秘書も、エイド達も
「今日こそ、ランチ食べた?また抜いたんでしょう!ダメでしょ!」
と気にかけてくれる。
きっと、ちょっと要領悪くて弱気な外人ナースだと思われてるんだろうな。
そんな私を疎ましがらず、応援してくれているのが伝わって来る。
嬉しいじゃないか。

それにしても、情けないのは自分。
独り立ちして数ヶ月になるのに
いまだにこんなにバタバタしてる日が多いんだもんなあ。
バリバリこなせる日は来るのかしらね。
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