ご無沙汰しております

2019年に入りました。

ブログ更新はノースカロライナの家を売りかけたところまでで放置した上
しかもブログ友の皆様のところを訪問もせず、大変失礼しております。

メールさせていただいたり、ソーシャルメディアでお付き合いのある方には
いくらか近況をお知らせできているのですが、
このブログを見てくださっている方には
ご心配をおかけしているかもしれません。

家も売れて、引越し先で猫も人もみな元気にしておりますのでご安心ください。

なお、思うところありまして、今後の更新については未定です。

皆様のご多幸と実り多き2019年をお祈りいたします。
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家の売却一連のお話です。

家の買い手候補は、契約成立となると銀行のローンを組むつもりのようです。
そうなると、買い手の銀行がまず査定士を送り込んで来ます。
査定するのは、その家と土地に購入予定価格に見合った不動産価値があるかどうか。
そうでなければ、満額のローンがおりなくなるのです。

私たちがこの家を買うとオファーを入れた時
売り手がこの査定についてどえらい緊張していました。
その時の価格は今よりも低かったのに、です。
売り手の心配も結局は無用で、価格は適正だとみなされたのですが。

そして三年。
我々がここを買ってから、我々は家の中にも外にも
家の価値が上がるようなことを色々してきました。
ピザ窯も建てたし、庭の周囲にぐるりとフェンスもつけました。
外壁や玄関ドア、ガレージの自動ドアも取り替え、内部も先月塗り直しました。
セントラルエアコンのシステムも取り替えました。
ゲートも建てました。
それを念頭に置いた、強気な価格設定で売りに出してあります。
買い手候補も納得の金額。
でも、銀行の目から見たら、「そんな価値はないから、お金は貸せない!」となるかもしれず
そうなると、この話は流れる可能性が大です。
(すでに値段を下げたので、これ以上の大きな値下げをする気は無いのだ!)

やってきたアプレイザルのお兄さんは手早く寸法を測りながらチャチャっと見て回り、
カボがこの家のいいところを説明したのにメモも取らず、引き上げてゆきました。
なんか、嫌な予感です。

結果は24−48時間で買い手側のエージェントに知らされるとのこと。
私たちが知るのは木曜日以降になるでしょう。

話がまとまりそうならカボは今週中にでもカナダに行く予定なのですが‥
あー緊張する(涙)
水曜日、見学者が出してきたオファーにカウンターオファーを出し、
「これ以下の額にはしない!君らが欲しいというていた付属品もつけない!」と言っておいたところ
相手からもまたカウンターが入りました。もう下げない、と言っているのに下げてきました。
それでも相手としてはかなり譲歩して釣り上げた感じが伺えます。
それも無理もなくて、不動産業者からの情報によれば彼らはかなり焦っているはずなのです。

1)買い手は他の州から越してくる上、彼らの今住んでいる家はすでに買い手との交渉が進み、決まりつつある
2)うちの徒歩圏の近所に、父親の家があり、近所に住みたい
3)彼らはこの家自体をいたく気に入っている

というわけで、こちらが強気に出ても大丈夫な様子。
そこでこちらからもこれ以上は譲れないよ!とそれより少し上の額を示したのですが‥

夫婦は予算に限りがあって
そんなに出せない、と。手を引きます、と言ってきました。

決裂〜!終了〜!

カボも
 それでいいのだ!
 相手が、あれをつけろこれをつけろと図々しいことを言ってくるような人でなければ、僕だって考慮していただろう!
と、上から目線でプリプリしておりました。

その夜。
煌々と明るい満月の下、眠れずに考えたカボ。
真夜中に、こそっと服を着て、メールを打ちに行きました。

不動産屋に、
もし、まだ間に合うのなら「もう少し引いてもいい」と、相手に伝えてくれませんか
と。
真夜中だったものでこちらの提示金額を10万ドル間違えて安くうち(汗)
ベッドに戻ったあとまた気づいて
あー!訂正!すみません!とまたメール。

朝からまた、念のために金額確認のメール。

午後の早い時間に、相手がこの申し出に乗ってきたとの連絡がエージェントから入りました。

相手はローンで買うので、まずは来週の銀行のアプレイザルをクリアしないといけません。
それが終われば、インスペクションと必要な修理(あれば)を経て
私の好きなこの家は、売れることになりそうです。三月末のクロージング。

カナダで住むところはまずは賃貸で
猫オーケーの、環境の良さげなところを二箇所、昨日から、当たっています。

これからが大変なところです。
ヨナちゃんがかわいそうだわ‥
このあと時々、一人でお留守番させたり、ペットホテルに預けたりすることになりそうで
そのどちらも苦手なのよね‥

見学者くる

おととい、カボと喧嘩になりつつあった時
ヨナちゃんを外に連れ出しました。
その間に連絡が入っていたようで、
私たちが戻ってきたらカボが「さあ忙しくしなければ!明日見学者がくる!」
といい、その時点で喧嘩は流れました(笑)

見学の人は最初のひやかし的な1組をのぞき、ここ数ヶ月来なかったので、家はすっかり生活仕様。
慌てて、人に見せる仕様に変更しました。

昨日やってきた三人組は、まあええ感じの人たち。
見学の間、私たちは留守にしているという建前なのですが、
ヨナちゃんがドライブは大嫌いでストレスもかかるので
お隣さんに前もってお願いし、ドライブウェイに停めさせてもらって、車の中にじっとしていました。

カボは、どんな人が来るか見たいから、と
お隣との塀の少し前に駐車。形も色も目立つ私のビートルでよ!
家の見学の持ち時間は45分間。見学者はそれを少しオーバーして55分ほどいました。

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 イヤだ〜お家帰りたい〜

その間、男性陣は庭をくまなくチェック。
古い菜園も見にきて、それは私たちが車を停めているところのすぐ後ろでした。
「あ、くる!まずい!伏せろ!」
と伏せること二回。
見られなかったとは思うけれど、彼らはうちが気に入った様子で、前庭の鳥の巣箱までチェックしていましたよ。

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 じかんかけすぎ

案の定、彼らはうちが気に入ったようで
オファーを出してきましたよ。三月中旬引き渡し希望。

でも、えらい値切られましたやんけ!!4万ドルくらい値切って来るとは!
しかも「冷蔵庫をつけて、パティオ家具もつけてその値段にしてくれ」とは!

カボは当然ムッときて、強気に出ております。
「春が近づき、不動産マーケットのシーズンは今始まったばかりだから
そんなに値引きすることはありえない!僕らは急いでないんだし!」

そして、カウンターオファーを出すことになりそうです。お値引率低めで。
それも、すぐに出さずに時間かけてから出す、んだそうで。
私が買い手サイドだったら嫌だけどな。こういう勿体ぶるの。

「でも売った後、三月中旬のクローズだとしたら、僕らはどうなるの?どこに住むの?」
て、また今更そこへ話が行く。

レンタルしかないやん!?
売れてクローズしないと次の家もローンがおりなくて買えないんですってば‥
これ、もう何回同じ話をしたかしらね。

そして「ねえ、見にきてー!これ、こんなお家どお?」って見せて来るネットの写真には
お庭にプール。

キー! あなたが自分で、プールは無駄や!ないほうがいい、ていうたんやないか!!!
ちょこちょこ気が変わるの、付き合うのはしんどいですわ。

さあ、どう転ぶかな。


近況

まだアメリカにおります。

以前外回りをお願いしたペインターさんにまた来てもらって
一階部分の室内にペンキを塗ってもらっていたのが、三週間ほどかかって先週終わりました。
ホリデイも終わったし、春はすぐそこなので
そろそろ見学者が来てもいいと思うのだけれどね。

去年の秋、アメリカ市民権を取る前に日本人としてカナダの永住権を申請しておりまして
その手続きがおそらくあと2ヶ月ほどかかります。
これを待たずにカナダに越してしまっても大丈夫なのだけれど
本当はもう日本人じゃないのに日本のパスポートでお願いしているのが少々気がかりです。
米国市民権を取得したことをパスポートの画像を添付してもうすでに二回カナダ移民局に連絡をしているのですが、
そこは、北米のお役所仕事。
返事なし、無視、放置であります。
メールも電話も直接はできないようになっていて、どないせーっちゅうねんという感じです。
ま、なんとかなるでしょう。

カナダといえば、遅まきながら、赤毛のアンシリーズを読みましたよ。
先ほど最後の10冊目を読み終えました。
ノバスコシアに越すなら読んでおかねば、と思ったのでした。
私は子供の頃に「普通の女の子の読むような本」は読まなかったので、今回が初めてでした。

前に勤めていた病院の牧師さんにお別れの挨拶をしていた時
「そうだ、カナダといえばね。こんな作家を知っていますか?」と話が出て
「大人でも、元軍人の私のような男でも、ハマるよ。読むといいよ。」
とアンシリーズを読むことを勧められたのですよ。
奥様に勧められて、ケッ、少女文学!と思いながら読んだら
これがどうして、よかったんだそうです(笑)
⭐︎

お正月にうちの前で起きた交通事故、当事者は生きていたことがわかりました。
首をやってはいなかったようです!
お隣さんが建て替えたメールボックスの費用を請求するために
警察からレポートをもらったよと教えてくれて、それでわかりました。
ラッキーな人だわ。あの事故で少し出血しただけで済むとは!
そうとなれば、我が家も、壊れたメールボックスと、折られたモミジの木の費用を気兼ねなく請求してみようかと思います。

ヨナちゃん元気ですよ。
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今日は雨なので退屈です。

インスタで広告が出ていたこのおもちゃ、取り寄せました。
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‥‥一回遊んで、すでに飽きたようです
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さあ、大寒波やらペンキやらも過ぎ去ったので
来週あたり、家に何か動きがありますように!

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 またね〜


追跡劇

元日に単独事故があった我が家の前。

その8日後、同じ道で、今度はシャーロットからぶっちぎって逃げてきていた盗難車のトラックが
ついにカーチェイスの末に止められて逮捕されるという事件がありました。

夕方ヘリコプタやらパトカーのサイレンやらの音が近所で聞こえるので外に出たら
まさにその数分前に、うちの4軒隣のおうちのドライブウエイに
犯人が追い詰められて停車、逮捕されとりました。
パトカー大集結でピカピカ!

逮捕の瞬間
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うちはテレビがないので、インターネットの地元テレビ局のサイトを見たら
生中継してました。
予定を変更してニュース特番みたいになってた‥

このあいだの事故といい、この前の道、お祓いしてもらったほうがいいのではないかしら。

翌日、犯人の顔と詳しいことが出ていました。

carchase1.png

ものすごいスピードで、追い越したり割り込んだりもしてここまで逃げてきたこいつ。
その割に、情けない顔です。

誰も巻き込まなくて、良かった。

交通事故は怖い

元旦早々、タイトルが一年!!間違っていた‥そのことに一週間気づきませんでした。

あの記事を書いた元旦の夜。寒い夜でした。
私はサンルームでヨナちゃんとカウチに陣取り
スプレッドシートに手持ちの服のデータを入力しておりました。

すると、ドーン、ドーン、と、うまく説明のできない断続的な大きな音がしました。

庭の木の枝が折れて落ちて、小屋かフェンスを破壊したのか?

別の部屋にいて、ヘッドフォーンをつけていたカボも
「今の音、何??」
と聞いてきますが、私が聞きたいわ。

二人で家の周りを点検。すぐにカボが
「車。うちのドライブウェイに入っとる。」
と気がつきました。
歩いていくと、大破した車と、フロントガラスから投げ出されたドライバーが地面に転がっていました。
事故を目撃した、通りがかりの車に乗っていた人たちと、うちのお隣さんの夫婦とで
救護、通報などしましたよ。
その時の外気はマイナス6度。パジャマに上着を羽織って飛び出しただけなので
歯がガチガチ震えました。
運転者に大きな外傷はなく、出血は耳から。呼んでも返事はないけど唸っています。
事故の状況からしたら首を傷めているはずだと思い、パラメディックが到着するまで
けが人を動かさないように毛布でくるんで待ちました。

目撃者の話では、うちの隣の家のドライブウエイの側溝に突っ込んで飛び上がり、バウンドしながらうちのドライブウエイ入り口のもみじの木にぶつかって着地、大破して止まった時に、割れたフロントガラスから運転者が投げ出されたと。
車の中には誰もいないけどお酒がありました。
シートベルトはしてなかったのでしょう。てことは、バウンドする車の中でもんどりうって、あっちこっちぶつけているはず。

消防車三台、パトカー15台くらい集まってきて、ものすごい眩しさでした。
けが人を引き継いで、家に入りましたが
興奮して、落ち着かないことったら。
事故処理の現場の後片付けも夜遅くまでやってくれていました。
おそらく飲酒運転。
お隣さんもうちもドライブウエーから家までは離れているので、被害はうちとお隣さんの郵便受けがへし折られたことや木が折れたことくらいで済んだし、目撃者である対向車にも突っ込まなかったのが、本当に、良かった。
彼は、全く罪のない人を巻き込んで殺しかねなかったのだよ。

そう思うと、人生、次の瞬間なんてどうなるか、わからないんだよなあと改めて恐ろしく思うのでした。

うちの前は交通量が多い上、みんな飛ばすので、お掃除しようにも怖くてできません。
週末は車通りが少ないので、今日まで待って、車の破片を拾ってお掃除しましたが
ガラスの破片とか、無数に落ちていて、拾いきれません。
お家を売りに出しているのに、汚くされたら困るんだよなあ。、